低反発 マットレス

低反発マットレスとは?

頑固な腰痛の症状に悩む方が、すがるような思いで試すことになる寝具が低反発マットレスです。
低反発マットレスとは、その名の通り、力を加えると、ゆっくりと元の形に戻ろうとする特徴からこの呼び名があります。

 

主な構造としては、低反発ウレタン層とバネなどの多層構造になっている商品が多く、体重をかける事で、ユックリと体を包み込むようにフィットする使用感のマットレスです。

 

腰痛治療の通説として、「柔らかなマットレスは症状が悪化する」という説を聞いた事がないでしょうか。
腰痛を患っている方が、タタミベッドなどを愛用している方が多いのも、この通説を裏付けています。

 

では、何故、低反発マットレスが腰痛に効果があるのでしょう。
これは低反発マットレスのメリットの一つである、適切な体圧分散によるものと考えられます。
周知の様に低反発マットレスは、体をしっかりと支えてくれ、横になった姿勢としては最適な体圧分散を可能にします。
また寝心地も良く、「雲の上で寝ている様な夢見心地」という表現が、例えではなく、現実として実現します。
この為眠りの質が向上し、疲労回復による免疫能力の活性化で、腰痛にも効果がある方がいらっしゃるのでしょう。

 

ただデメリットとして、体をしっかりと包み込むようにホールドしてくれる為、寝返りが少なくなったり、マットレスを体が触れあっている部分が蒸れたりという事が考えられます。
個々人の症状にもよりますが、朝まで同じ寝姿を保った為に、逆に腰痛が悪化したというパターンも考える事ができます。

 

もともと低反発マットレスは、湿度の少ない欧米で発達してきたという、歴史的経緯があります。
この為、エアコンが常時かかっている一流ホテルなどの環境では問題が無いのですが、蒸し暑い季節に家庭で利用すると、逆に寝苦しくなる事もあるかもしれません。

 

近年はこの問題を解決する為に、オープンセル構造のマットレスも登場してきました。
空気分子や水分子が通過しやすい構造の為に、蒸れる事も少なく、まさに日本国内で使用するにはうってつけの低反発マットレスといえます。